クラノオト  

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決して出遅れたわけじゃないもん。。。



先日、カルディで買い物をしていてクラノオトっぽいエチケットのボトルを見かけたのですが、まさかこの時期にねぇ(^_^;)と思っていったんスルー。

したものの、なんとなく気になって戻ってみたら・・・




やっぱりそうだった♪

視力0.1以下のくせに裸眼で生活している私ですが、こういうものだけは見えるんですよね(笑)

とはいえもちろん新酒ではございません。2012年製造分です。

このクラノオトは、山梨県勝沼市にあるフジッコワイナリーさんで造られている半ワイン


「フジッコ」でうっすら気がついている方も多いと思いますが、そう、
♪フジッコ~のおま~めさん♪
のCMでお馴染みのフジッコのグループ会社さんが営むワイナリーです。

で、半ワインって何だ?!とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな言葉はありません。
今、この記事を書きながら私が作った造語です(^_^;)

なぜ半か。
それは、発酵途中の「もろみ」を濾過せずに瓶詰めしているから。

オーストリアのシュトゥルムと同じですね。

シュトゥルムとは、発酵j途中のワイン。日本で言うところのどぶろくみたいなものです。

なので、アルコール発酵の過程で出るさまざまな風味がオールインワン状態。

味は、濃縮リンゴジュースに微炭酸が加わったようなフルーティーさがあります。
口あたりが良い(というかまんまジュース)なので、ついつい飲み過ぎがちですが、なにせ発酵真っ最中ですので、ジュース感覚で飲むとお腹ゆるくなることもあるので要注意!

なんだかクラノオトというよりシュトゥルムの話になってしまいましたが、ついでなので葡萄がワインになるまでのオーストリア(ドイツ)4段過程は・・・

トラウベンザフト(葡萄ジュース)

モスト(発酵前の葡萄ジュース)

シュトゥルム (発酵途中の半ワイン) ←いまここのお話です(笑)

ホイリゲ(新酒のワイン)

新酒が出来る約1ヶ月前くらいのところでしか造られない季節もの。
クラノオトは 純国産の日本版シュトゥルムと言えるんじゃないでしょうか。

風物詩に敏感な日本人たるもの、今年はボジョレー・ヌーボーの前に半ワインはいかが?



「冷やし中華はじめました」をもじって「シュトゥルムはじめました」っていうノボリ出してくれるようなお店があったら素敵(笑)


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