早くアップしないと、薄れゆく記憶。
先日行ったレストランで、いつもの通りボルドーを頼もうと思った時の事です。
「面白いワインがあります」と、ソムリエさんが教えてくれたのがD.O.Vというワイン。
なんでも、味わいは辛口中の辛口で、ソムリエさんいわく、「こんなに辛口なワインは初めて飲みました」だそう。
参考までとか言っといて、そんなふうに言われたら気になるじゃないの。
「今日は記念日。何も今日、大博打を打たなくても・・・」とささやく私と、「気になるんだろ?頼んじゃえよ」とささやく私。
脳内で天使と悪魔が戦っておりました。
かなり恐る恐るではあったけど、悪魔のささやきに負けて、ついつい注文してしまいました。
グラスではなくボトルで(爆) ←悪魔に魂を売り渡した女の行く末
このワインはオーストラリアのワインで、バロッサ・バレーの物との事。
なのに、出て来たグラスはシラーズ用じゃなくて、明らかにブルゴーニュ用グラス。
気の迷いか(ーー;)?
と思ってソムリエさんの顔を見ると、ニコッと微笑んで去っていった。
この人、わざとなのね・・・溜めるだけ溜めて~、いけずぅ~。
なんか自信持ってるみたいだし、ブルゴーニュ用グラスをわざとセッティングするくらいだし、これはとんでもないものが出てくるのかも!と、単純な私はこの辺りから疑念は消え・・・
いざ、ファーストコンタクト♪
結果、ものすごく香りがフルーティー!!
あぁ、やっぱりね(^_^;)
ってか、これ、良くあるタイプのやつじゃん。
と思ったのも束の間で、これ、確かに辛い!
辛いんだけど、シラーズのスパイシーな辛さとはちょっと違うような気もするし。。。
久しぶりに出会ってしまった
不思議ちゃんワインに。
頭の中が解析不能に陥ってるところに、ドヤ顏のソムリエさん再登場。
「如何でしょうか」と聞かずとも、その顔にしっかりそう書いてあったので、自ら感想を述べる事に。
ございますので・・・?その先は何よ、何なのよ?!
そしてまたも微笑むか?
ってことは、まだ何かあるのか????
なんとなく、遊ばれてる感が否めなくなってきたものの、こうなったらこの不思議ちゃんにとことん付き合ってやろうじゃないの!と覚悟を決めて飲み進めましたが、杯が進む毎に香りも味わいもはっきりと変化していきます。
最後には最初の柔らかさなんて何処へ?というシャープさに。
確かに面白いワインでした。
結局、種明かしをしていただいたところ、シラーズとジンファンデルが7:3の割合でブレンドされているワインだそうです。
いやぁ~複雑だわ、この味わい。
どこかで出会ったら一度お試しあれ♪
食事中につき写真も撮っておりませんし、ラベル頂いてくるの忘れたので、私の脳内イメージをイラストにしてみました。
こんなやつです↓↓
しっかし・・・絵心ないわぁ、私orz |
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