私の中では、ジャケ買いの次はタイトル買い(?)のブームが来ているらしい・・・
ワインを仕入れるために寄ったいつもの酒屋さんで、穏やかではない名前のビールを見つけたので買ってみました。
ギロチン
ギロチンといえば言わずもがな処刑具のひとつ。
一番最初に導入されたのはフランスだそうです。
当時のフランスは、フランス革命後の恐怖政治真っ只中で、毎日何百人もが処刑されていたとか。
死刑執行人が首を斬りなれていないせいで(そりゃそうだろ)、絶命までに何度も何度も斬りつけられる羽目になったそうです。
で、苦痛を与えない処刑器具として開発されたのがこのギロチン。
苦痛を与えない処刑器具って・・・だったらそもそも処刑しなきゃ良いような?!
時代はルイ16世の統治下。
国王もこの器具の開発に携わっていたという事ですが、その器具で自らが処刑されるというのも数奇な運命ですね。
おっと、これじゃビールの話じゃなくてギロチンの話で終わっちゃう(^_^;)
本題です。
名前から、フランスなのかと思いきやベルギーのビールです。
まぁ確かにベルギーもフランス領でしたが、なぜこのネーミング?
それに、なんだかビンのフタの部分が異常にベトベトしてるけど、もんのすごい甘いとかそういうことないよね?
ちょっと不安になりながらの開栓です。
色はクリアな金色。
一口飲むと、パイナップルの香りが広がりました。
ベトベトは接着剤のせいだったのかな?甘さは感じません。
でも、フレーバーがパイナップルなので飲みやすい!
調子に乗って二口目。
今度はかなりの苦味がパイナップルを乗り越えるように押し寄せてきました。
以降、完璧に苦味が支配する世界。
パイナップルフレーバーの存在は虫の息・・・
何だろう、この辛渋い感じは。
苦いというより渋いんだけど、正露丸みたいな方面のじゃなくて、スパイス系の渋さというか。。。
にしてもインパクトが大きいな、このビール。
だけど、1本飲むとちょっと疲れる。
豪快に飲むのではなく、じっくり味わうタイプのビールです。
で、結局何でギロチンなの??
【La Guillotine】
原産国:ベルギー
醸造所:ヒューグ
アルコール度数:8.5%
原材料:大麦麦芽、ホップ、糖類、コリアンダー ←こいつか!
容量:330ml
購入価格 490円
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