ワインを宅配便で送るには常温かチルド便か・・・という実験(その1)  

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ブロ友でもあり、我が家の酒の仕入れ先でもある井本酒店の店長さんが、昨年の10月から実店舗だけでなく、ネット販売も始めた(良い酒揃ってますよ♪)のですが、ここの店長さん、とっても酒好き熱心なので、この夏、ネット販売でワインを送る際に常温かクール便かで悩まれてまして、とうとう、自分で自分の家に送ってどうなるか試すという荒業に出ました(笑)


もうね、私こういう方大好き!(爆)


発送する側もですけど、取り寄せる側にも非常に興味深い記事だったのですが、それで終わらないのがこの方のスゴイところでして、ある日メールをいただきました。


前回は店から発送して店に届けたために輸送時間が短かったので、これが遠距離だったらどうなるか知りたい



さすがです。店長、Bravo!!(爆)


お店は岡山、私は静岡。距離的には申し分ないでしょう ( ̄ー ̄)


・・・ということで、実験に参加してみました♪





店長から送ってもらったのはチルドで1本、通常の輸送で1本。
通常便の箱が大きいのは、私が日本酒を追加オーダーしたからです(^_^;)

で、この2本を飲み比べるよう頼まれたのですが・・・付け加えてしまいました。




はい。最寄の酒屋さんで同じものを1本買ってきました。

店長の実験では、CHATEAU LA MONTEGNE(シャトー ラ モンターニュ)を使用されていましたが、相談の結果、この実験ではCHATEAU St DIDIER-PARNAC(シャトー サン ディディエ-パルナック)をチョイス!

以前(っていっても相当前ですが)買った事があったので、近所の酒屋さんにも置いているのは知ってました。

年代まで揃ったのはラッキーでしたね(^^)

名指しで買いに行ったから、酒屋さんのおやっさんが驚いてはいましたが・・・長くなるので、このおやっさんとの会話は後ほど。



そんなこんなで揃った3本、飲んでるうちに何が何だかわからなくなるといけないので、まずはラベルに輸送方法を記入しました♪

で、店長の実験では、夜までチルド便はワインクーラー(※)、常温便はそのまま保管とありましたので、私も同様に。
店から買った物は常温と同様に室温(26℃)保管にしました。
※我が家のワインクーラーは14℃に設定しています。


さ、じゃ早速(いよいよ?)まいりましょうか!


店頭販売のもの

香りはうっすらするかしないかというくらいの穏やかさ。
メルローがいい感じで裏方さんをして、まろやかさを出してます。

って、これじゃ普通に飲んだ感想じゃん(^_^;)

まずは一通り飲んでみることにしよう。
次、次!!

チルド便

おぉ、来た来た酸味のある果実香。
店のより香りの立ち方が早いです。早いというか、開栓直後でも存在が感じられるレベル。

余韻で残る独特の渋みもちゃんとあります。

ただ・・・年数のわりに若さが抜けてないというか厚みが無いというか・・・2009年って、確かボルドーは大絶賛だった年なんだけど(^_^;)
常温便

果実香より樽香のような香りがします。
マルベック主体ですから、3本の中ではこれが一番イメージ通りの味かなぁ。。。

テイストは酸味は感じられますが、余韻なし。

マルベックって、全体的にこんなに大人しいワインだったっけ??
なんだかうすらぼや~んとしたイメージです。







まず、開栓直後の結果をまとめます。


香り チルド > 常温 > 店

酸味 常温 >  店 > チルド

渋み 店 > チルド > 常温

甘み 常温 > 店 > チルド


正直、素人の舌では分かんないだろうな、と思っていたのですが、意外にも差が出るもので何だか新鮮でした。


次回、開栓から30分経過した際のレポートに続きます(^^)





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