今年も届きました♪
サンクトガーレンさんのバーレイワイン「el Diablo」
バーレイワインというのは種類の名前。ワインと付いていますがビールです。
近年の温暖化の影響を受け、ワインの生産地域の限界が北上したため、今でこそワインの生産地としてメジャー入りしつつあるイギリス(南部)ですが、かつて、ワインの生産地の北限はシャンパーニュ地方とされていました。
イギリスでワインの生産なんて夢物語でしかなかった時代、フランスワインがもてはやされるのを見て、ちょっとぐらい緯度が下だからって威張ってんじゃねーぞ(と言ったか言わないかは定かでありませんが)、気を悪くしていたイギリスさんが自国では生産できないワインに対抗して造られたのが発祥とされています。
そんなバーレイワインは・・・
- アルコール度数が高い 大体10%前後
- 経年熟成する
という特徴があります。
もっすごい対抗意識(笑)。。。あ、笑ったら怒られるかしら(^_^;)
でも、あまりにも手間がかかりすぎるので、日本でこのビールを生産しているブルワリーはごく少数。
私が知っているのは、サンクトガーレンさんとヤッホーブルーイングさん、呉ビールさん・・・くらいでしょうか。
1年目はもう暴れん坊さん全開!フレッシュな苦味が吐く息からも香りそうなほど放出されます。
でも、前述の通り経年熟成していくタイプのビールなので、1年熟成させると全く別物になります。
この味比べがまた面白い!!
ということで、頑張って3年買い続けています。
el Diabloの場合は賞味期限が5年なので・・・あと2年したら2010年購入分を飲むぞー♪
今年の分は完売していますが、来年のボージョレ・ヌーボー解禁時にはぜひ思い出してください、イギリス人がムキになって造ったビールのことを。
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